Bitcoin採掘マシーン ASICMiner Blade Erupter の設定方法

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2014年3月時点で amazon.com で 300US$位で売っている専用チップASICを使ったBitcoin専用採掘マシーンの設定方法

簡単かと思ったら、なんだかんだで、1,2時間かかりました…

モノ

こんなやつです。

Amazon.com : Asicminer Block Erupter Blade 10ghash

必要なもの

  • ASICMiner Block Erupter Blade
  • 電源ユニット(PSU or Backplane)
  • (電源ケーブル作る場合)ニッパー
  • pool サイトのAPIのユーザ、パスワード
  • イーサネット・ケーブル
  • mining proxy (を立ち上げるコンピュータ)

大まかな流れ

  • 普通のPCの電源を利用する場合、電源のケーブルを切って作る(Backplaceがない場合)
  • 電源を入れる
  • ルータのネットワークを(DHCP吐き出し)を192.168.1.xにする
  • イーサネットを繋ぐ
  • 採掘マシーンのWeb設定画面 http://192.168.1.254:8000/ に接続
  • (stratum プロトコルを利用する) Mining Proxyをセットアップ
  • bitcoin の pool サイトでアカウントを作る
  • API用のユーザ名、パスワードをゲット
  • 採掘マシーンからProxyを利用するように設定する
  • Web設定画面やpoolにて採掘しているか、確認。

以上。

参考サイト

以下のサイトくらいしか説明がない。(英語)

電源

PCの電源ユニットから出ている2本を使う

利用する線

電源ケーブル1本は、

  • 赤 x 1
  • 黒 x 2
  • 黄色 x 1

の線からなっているが、上記の((黒 x 2) + (黄色 x 1)) x 2を利用する

やり方

赤色の線以外を切る

  • 黄色 x 2
  • 黒を2本を束ねる x 2

緑のL字型のアダプターをに上記を突っ込む

詳しくは上記英語のサイトの写真を見て下さい。

採掘 proxy の設定、インストール

stratum mining proxy をインストールする

Windowsは、バイナリがあるので、それをダウンロードする方法もある。
Mac, Linux は以下からダウンロード & make & インストール

slush0/stratum-mining-proxy

参考知識

  • stratum プロトコルを利用する
  • Slush’s pool は、 bitcoin.cz に名前が変わった
  • ローカルのproxyを使う理由は、ASICMinerが古いプロトコルを使い、最近は新しいStratum プロトコルを使うから、だそうだ。

Do You Need a Local Stratum Mining Proxy Server – Crypto Mining Blog

mining proxy を立ち上げる

起動して採掘マシーンからの情報を待ち受ける

  • プールのユーザ、パスワードは、採掘マシーンのWeb画面で設定
  • プール自体を変えたい場合は、起動時のオプションで変更

Windowsだったら、以下のようなバッチファイルを作る

cd C:\Program Files (x86)\Proxy
mining_proxy.exe -o eu-stratum.btcguild.com -p 3333

接続できない!!

接続先や、ユーザ、パスワードが間違っていると以下のようなワーニングが出るようだ。

15:26:47,050 WARNING proxy getwork_listener.render_POST # Authorization required.

僕のやった失敗

  • 接続先を2つカンマで区切らず設定してしまった
  • 接続先が違う
  • user, pass と設定してしまった (本当は user:pass, user:pass)
  • ユーザ, パスワード をAPI用のでない、Webログイン用のものをつかった

pool にユーザ登録

mining proxyのデフォルトは、mining.bitcoin.cz です。
とりあえず、テストならそこでもいいかもです。

btcbuild.com でもいいかもです。(試してない)

  • サイトに行って、ユーザ登録
  • API用のユーザ、パスワードをゲット

Web管理画面で設定

以下にアクセスする

http://192.168.1.254:8000/

Server addresses にmining proxyが動いているIP address をカンマ区切りで2つ設定する。
IPアドレスが一つだと思うので、同じものをカンマ区切りで2つ設定する。

192.168.1.100,192.168.1.100

user:pass にpoolのAPIのユーザ、パスワードを入れる

hogehoge.worker1:fugafugapassword,hogehoge.worker1:fugafugapassword

update/restert のボタンを押す

最後に

大体、これで設定できるのではないだろうか?
書き途中だが、一旦投稿します。

     

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