なぜビットコインを知るべきか?

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なぜビットコインを知るべきか? ビットコインを学ぶメリットをお伝えしたいと思います。

本ブログ初投稿、Bitcoin Advent Calendar一日目です。

Bitcoin Advent Calendar 2014 – Qiita

結論

結論から

  • インターネット登場以来の大きな変革期です。知らないと時代に乗り遅れます。
  • ビジネスや投資として非常にチャンス
  • [ビジネス] 様々な種類の暗号通貨ビジネスが出てきています
  • [投資] 投資リターンが大きい。ビットコインの値段で説明すると、数万倍。(1年で100倍など)。その他、暗号株(トークン)が沢山出てきておりチャンスです。
  • 逆に言うと大きな変革なので、知らないと破壊される方になります。
  • 僕がした失敗を皆さんにもして欲しくないので書きます。
  • ビットコインを新しい通貨と思って数ヶ月調べなかったのです。それ以上にイノベーションと気づいた時には、なぜもっと早く学ばなかったのかと後悔しました。オライリー本 Mastering Bitcoin の著者も同じミスをしたそうです。

知らなくていい人は、今後インターネットに関わらない人のみ。 その他の人は、嫌でも強制的に関わることになるので知らないわけにはいかないでしょう。

ビットコインの基礎知識

  • ビットコインとは、P2P型の暗号通貨です。今までの仮想通貨とは全く違うものです。
  • わかりやすくするためビットコインを知るべき、と書いていますが、正確にはブロックチェーン・テクノロジーとその関連技術です。
  • ビットコインは、ブロックチェーン・テクノロジーを使った一つのアプリに過ぎません。
  • 今は、Bitcoin 2.0と言われる技術やサービスが開発中という状況です。
  • 2014年Q3の時点で、ビットコイン関連企業へ350億円以上のVC投資が行われています。つまり、一流投資のプロ(Marc Andressen等)がそれだけのお金をつぎ込む位の変革が起きると考えているということです。
  • State of Bitcoin Q3 2014: Ecosystem Maturing Amid Price Pressure
  • 「1993年の頃のようだ」とよく表現されます。上記投資金額も1995年のインターネットへの投資額を超えているそうです。つまり、インターネットが出たきた時のインパクトと同じ位の変革が起きると言われています。

職業別の知るべき理由

エンジニア

  • 技術的に興味深いです。P2P、暗号技術、セキュリティ。銀行内部だったら非常に慎重に扱うお金のデータを、誰でも見られ、誰でも攻撃できるP2Pで管理していて未だに機能しているのですよ?
  • むしろインターネット系のエンジニアは知らないわけにはいかなくなります。
  • 技術者としての資金調達やお金の稼ぎ方が変わります。(トークンによるキャピタル・ゲイン)
  • Decentralized Application (DApp)や、Ethereumのブラウザ Mistのようなものがメジャーになる可能性があります。

起業家

  • ネット系ビジネスは、かなりの部分がビットコイン系技術に移行すると予想されます。新しいビジネスが多く出ています。
  • つまり、今のほとんどのビジネスは破壊される側になりますので、何がどう変わるのかとその対策を考えるのに必要でしょう。
  • ビジネスのルールが変わります。コミュニティ・サイトのインセンティブはトークンを利用することが多くなるでしょう。
  • 中間業者は要らなくなる場合が多いでしょう。(Open Bazaar)

投資家

  • 現在のVCや株式市場は破壊されるでしょう。世界中のシード期の株を既に買える状態になっています。
  • 20年以来の大変革なので、投資家にとっては大きなチャンスです。シード期から買えるクラウドセールが頻繁に起きています。

政治家

  • 国際競争力をつけるため、グーグル、Facebookのような企業を生み出すには早めの対処が必要です。

法律家

  • 契約や法をプログラミングする時代になります。
  • 契約をプログラミングできるようになっておくといいと思います。

哲学者

  • 社会システムが変革されます。(資本主義、株式会社など)
  • ビットコインのカンファレンスでは哲学者がよく出てくる位です。

これから起こる変革リスト

インターネットが商業化した20年前以来の革命が起きると考えられています。

  • 今後のインターネット・ビジネスは、かなりの部分ビットコイン系の技術(ブロックチェーン型)に変わっていくと予想される
  • 銀行のビジネスが変革される (Ripple/Stellar)
  • 証券取引所が変革される (Medici)
  • Kickstarter的なクラウドファンディングが変わる (Swarm, Koinify)
  • 株式会社が変革される (DACへ移行)
  • 契約が変わる (プログラミングできる契約: Smart Contract。実装はEthereum/Codiusなど)

上記だけだと意味がわからないと思いますので、時間がある時に具体例を用いてブログ記事にしたいと思います。

もう起きた変革リスト

  • VCとスタートアップ・エコシステムの変革
  • 株式会社からDACへ
  • 従来のIPOが破壊され、起業前からIPOしてexitするということが起きています。

終わりに

ここまで非常に大雑把になぜビットコインの関連技術について学ぶべきかを書いてきました。 個人的には、インターネットが出てきた時よりも大きな変革が起きると考えています。

上記は一般的に言われていることをメインに書きましたが、それ以外に沢山の変革が起きるでしょう。

よろしければ、暗号通貨の技術ユーザ会へどうぞ。 Cryptocurrency Tech Japan: 日本暗号通貨技術の会

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